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2016年7月15日金曜日

技術-戦術の育成。試合で使えない技術は単なるボール扱いにすぎない



技術-戦術の準備


個別もしくは集団で、相手より早く効果的に、試合で表明される問題を解決する状態にあるチームは、戦術的に準備されているチームである。そして、そのチームは技術-戦術のパラメーターに応じて適応されていなければならない。プレー状況に対して適応して最高の解決を見つけるのみではなく、相手より早くリアクションしなければならない。

攻撃と守備の操作は様々である。チームの特徴や特別な能力、監督のプレーコンセプトや選択、相手チームの能力やプレープラン…。それらの操作で選手たちに必要とされる技術-戦術の能力は変わるだろう。


「技術-戦術」の獲得に向けて


練習では、選手をプレー状況に対峙させることが大切であるが、初めは単純に、その後複雑にしていく。(少ない人→様々な人)

2つのパートに分けることが妥当である。

1、目的は唯一、ボール。攻撃者は全ての攻撃技術を駆使しながら、ボールを守る、循環させること。守備者は全ての守備技術を駆使しながら、ボールを回復する、相手攻撃プレーを中和すること。攻撃も守備も同時に戦術も働きかける。

2、目的を決められた正確なものとする。プレーの方向性やプレーの案内を、もっと細かいものとする。

このタイプの練習によってプレー状況を認識する可能性を提供できれば、技術-戦術のレベルは上がるだろう。ひとつのことを学ぶような練習プレーでは難しい。攻撃と守備のアスペクトを分けないような、高いインテンシティで行うこと。


試合で使えるものが技術、テクニック


フットボールの戦術で活用される技術の発揮方法がある。もしそうでないものをトレーニングしているとしたら、それはボール扱いに働きかけているだけであり試合で効果的とはならない。戦術の中でプレーできないと技術は獲得できないこ。