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2017年8月15日火曜日

4-0アタックの分析。パラそしてパラ。2列目の追跡が遅れ間延びしたライン間をつく機能的なポジショナルアタック






守備の1列目を2人で効率よく守ろうとするが、2列目との距離が離れすぎている。パスラインに対して制限をかけることができているが、パスを出されたスペースに対して守れる守備者はいない。
攻撃はパスラインは持てていないが、使えるスペースを共有できている。パスラインがなくても動じることはない。相手の守備アタックに乗じて、そのスペースをうまく利用する。相手の出所に応じて、違うオプションを使う力がスペイン人にはある。


守備者は出るも、3人目が走って来ていて1対2の状況にある。インターセプトを狙うポジションニングに行くが届かない。
小さいパラでボールを受け取った選手は、ボールを触らなくても自分のものにできることを知っている。状況の把握に努め、出て来た相手の背中へのパスを決めた。相手が届かないように、遠い足で浮かしたパスを出した。

その後、3人目と4人目の攻撃者、4人目の守備者で2対1+GKの状況になる。守備者は追いつくことができないので、パスラインを消して1対GKの状況を創るしかない。

攻撃者はキーパーを見てシュートを届かないところへ。こういうシュート上手いんだよなぁ。